不動産情報ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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超高層マンションの中古価格は新築価格より高い?


木曜日、マンション・チラシ2枚。

有楽町駅直通10分、駅徒歩6分。総戸数1,149戸(2棟)、54階+45階建。販売戸数1戸、2LDK(81.08m2)。販売価格4,150万円。平成16年12月竣工済み(本チラシ掲載日の7カ月前)。

湾岸エリアに建つ竣工済みの超高層ツインタワーマンション9階の2LDK住戸を仲介しているチラシ。
本物件は、超人気につき完売だったはずでは?
電話で確認してみた。

  • 筆者「7ヵ月前に竣工したばかりの物件ですが、『未入居』住戸でしょうか?」
  • 男性販売員「『未入居』です」
  • 筆者「売れ残っていた、ということですか?」
  • 男性販売員「購入された方が、まだ住まないうちに転売されることになりました」
  • 筆者「転売理由は何でしょうか?」
  • 男性販売員「転勤によって、マンションを手放されることになりました」
  • 筆者「『引渡し時期/相談』となっていますが、どういう意味でしょうか?」
  • 男性販売員「手付金を1割程度入れていただき、銀行の抵当権を抹消し、残りの金額を納めていただいたうえで、引渡しとなります。通常、1ヵ月程度要しますので、売主さんと日時を調整していただくことになります」
  • 筆者「販売価格が4,150万円となっていますが、新築時の販売価格はいくらだったのでしょうか?」
  • 男性販売員「すぐわかる資料が手元にありませんが、3,000万円弱だったかと思います」
  • 筆者「中古物件なのに1,000万円以上も値上がりしているのですか?」
  • 男性販売員「タワーマンションの場合、新築時よりも高くなっているようです。売主さんと交渉して、数%くらいなら下げることも可能だと思います」
  • (筆者:タワーマンションの中古価格が、新築時よりも高いケースもあり得るが、一般的な傾向と言い切るには無理があるのでは・・・・・・)
  • 筆者「物件概要に2LDK+Sとなっていますが、『S』とは何ですか?」
  • 男性販売員「収納のことです」
  • 筆者「収納ですか―」
  • 男性販売員「間取り図の玄関脇の『Sto.』とあるのがそうです」
  • 筆者「部屋ではないのですね」
  • (筆者:通常、2LDK+Sといえば、Sはサービスルーム(=法的な採光を確保できない部屋)であることが多い。本物件の場合、壁際の狭い収納スペースを『S』と称している)
  • 筆者「チラシの住戸は54階建ての9階で西向きとなっていますが、隣のタワーマンションから丸見えではないですか?」
  • 男性販売員「隣のタワーとの間に道路があるので、そんなに気にならないと思います」
  • 筆者「9階以外の住戸はありますか?」
  • 男性販売員「今回ご案内できるのは、9階の住戸だけです」

理由はどうあれ本物件が、売れ残り住戸ではなく、転売住戸であることは確かなようだ。
でも新築時の4割増し(=4,150万円÷3,000万円)とは、ずいぶん強気の値付けですな。

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2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
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