不動産情報ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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近隣商業地域に建つマンションは買いか?

flats2005-06-04

大手町駅直通15分、駅徒歩5分。総戸数65戸、14階建。販売戸数16戸、2LDK+S(59.15m2)〜4LDK(82.25m2)。販売価格2,980万円〜5,330万円。平成18年8月下旬竣工(本チラシ掲載日の1年3カ月後)。

「物件概要」をみると近隣商業地域と記載されている。
近隣商業地域とは、12種類ある「用途地域」のひとつ。近隣の住宅地の住民に対する日用品の供給を行うことを主たる内容とする商業その他の業務の利便を増進するため定める地域(都市計画法 第9条)。
平たくいうと、「近所の商店街」といったところ。
「近所の商店街」は、マンションの立地環境としてふさわしいのか?

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現況を確認すべく、現地取材を実施した。
幹線道路沿いの本物件の敷地は、掘削工事途上にあった。
ISO9001(=品質マネジメントシステムの国際規格)をうたっているデベロッパー(施工も兼ねている)であるにもかかわらず、工事概要や工事状況を記した看板を現場に掲示していないとうのは、いかがなものだろうか―。
現場周辺を眺めると、本物件は幹線道路が走っている南側を除く3方向が、いずれもマンションに囲まれていることがわかった。
西側が14階建て、東側が11階建てのマンションに挟まれており、眺望が開けていないので、せっかくの角住戸もそのご利益に預かれない。
また、北側には14階建てのマンションが立っているので、南北方向の通風も滞りがちだ。そもそも、南側を幹線道路が走っていて、遮音のために窓を開け放せないので、自然の通風は期待し得ないのかもしれない。
本物件の敷地周辺を調査していると、北西方向50m以内に3軒も「ラブホテル」を発見!

本物件は、外部騒音の大きい幹線道路沿いに建ち、西・北・東方向は、高層のマンションに囲まれていて、日照・通風環境に恵もまれていない。しかも、すぐ近くには「ラブホテル」が3軒も営業している。
うーん。それにしても、このような周辺環境に恵まれてない敷地にマンションを建てようというデベロッパーの企業理念は、一体どうなっているのだろうか・・・・・・。
「地権者の皆様には大切な資産である土地の有効活用」の実現を目指すだけでなく、日本の居住環境の向上に資するようなマンションの供給にも期待したい。

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2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
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