不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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リビングの折り上げ天井は、空間的な拡がりを感じさせられるか?

火曜日(憲法記念日)、マンション・チラシ2枚。

  • 3月4日(金)の物件と同じ。

九段下駅直通27分、駅徒歩5分。総戸数26戸、14階建。販売戸数9戸、3LDK(80.72m2)〜4LDK(84.61m2)。販売価格3,427万円〜4,357万円。平成18年11月下旬竣工(本チラシ掲載日の1年7カ月後)。

  • 約2.45mの高い、折り上げ天井が、空間の贅をより一層演出してくれます。

リビングや北側の洋室の天井壁際部分には、通常、排気ダクトをカモフラージュするための下がり天井部分がどうしても出てくる。
リビングの天井壁際を梁型のようなかたちで、天井が下がっているとすれば、その張りぼての中には台所の換気扇とバルコニーの排気口とをつなぐダクトが走っている。
また、北側の洋室の天井壁際に梁型のような部分があれるとすれば、張りぼての中には浴室(またはトイレ)の換気扇と廊下側の排気口とをつなぐダクトが走っているということだ。
ダクトをカモフラージュするための梁の型をした張りぼてなのか、実際にコンクリートでできた梁なのかは、叩いてみれば音でわかる。
ダクトをカモフラージュするだけであれば、天井の壁際の一部分だけを下がり天井にすれば済む話だ。
ところが、天井壁際のダクト・カモフラージュの張りぼては、デザイン的には必ずしも美しいとはいえない。
そこで、本物件では、ダクトのカモフラージュが必要な壁際部分だけでなく、天井の4週とも壁際部分の天井面を下げている。天井面をすっきりさせることによって意匠的な美さを創出し得る「折り上げ天井」を採用しているのだ。
一部の壁際のみを下げた「下がり天井」と壁際の4周とも下げた「折り上げ天井」を比べて、どちらが空間的な拡がりを感じられるだろうか・・・。
「折り上げ天井」は、ある程度の天井高さがないと、かえって狭苦しさを感じるかもしれない。
事務室並みの天井高さ2.6mのマンションは、いったいどの程度普及しているのだろか?
リクルートの『住宅情報ナビ』( http://www.jj-navi.com/ )で確認してみよう。
首都圏の新築マンション全1,235件のうち、天井高さ2.6m以上の物件は54件(4.4%)。東京23区の新築マンションに限っても、全548件のうち、天井高さ2.6m以上の物件は28件(5.1%)と、まだまだ少ないようだ(2005.5.3検索時点)。

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2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
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