不動産情報ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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間取り図のサッシの線に要注意


土曜日、マンション・チラシ5枚。

東京駅直通13分、駅徒歩3分。総戸数221戸、15階建。販売戸数未定、2LDK(63.14m2)〜4LDK(99.97m2)。販売価格未定。平成18年1月下旬竣工(本チラシ掲載日の1年11カ月後)。

  • 駅徒歩3分の別世界
  • 駅までは信号なしで安心&安全

案内図には、北側を走る幹線道路よりもハッチが施された「緑地帯が設けられた幅約12mの歩道」のほうが目立っている。また、直線距離で200mほど先にある南側の駅まで「信号なしで安全&安心」に行けることが強調されているので、鉄道騒音の存在には気がつきにくい。
さらに、大きな街路樹の背後に立つマンションのCG写真は、外部騒音から隔離された閑静な「別世界」を錯覚させるに十分だ。
でも、ここで3つの間取り図によく目をこらしてほしい。
角住戸の窓のサッシは、南側のバルコニーの窓も北側の洋室の窓も西側の台所の窓も、いずれも二重の線で描かれている。
二重の線は二重サッシであることを意味している。この二重の線(=二重サッシ)から、ようやくこのマンションが外部騒音の大きい敷地に立っていることが理解できる。
幹線道路と鉄道に挟まれた敷地に立つマンションだから、防音性能の高い二重サッシを採用するのは正しい選択だ。
間取り図のサッシ部分には、採光と通風を意味する2つの線状のマークが描かれている。
でも、外部騒音が大きい本マンションの二重サッシは開かずの窓だ。通風の良さを想起させる青色の線状のマークは消費者をミスリードしている。
以上のような敷地周辺の騒音環境の悪さを全く感じさせないチラシの演出を見抜くには、サッシが一重線で描かれているのか、二重線で描かれているのかよく確認することだ。

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2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
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