不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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最上階はベストではない

最上階の住戸の分譲価格が最も高いというのは、需要と供給の関係から決まっていることです。つまり、分譲価格が高くても最上階の住戸を求めている消費者がいるということです。
でも、消費者が分譲価格の高い最上階を志向するのは、消費者の無知によるものだ、と私は思います。

最上階の住戸のメリットは、何でしょうか?
最大のメリットは、眺望です。あえて付け加えるならば、他人より上層に住んでいるという優越感が得られることでしょうか。
では、最上階の住戸のデメリットは、何か?
熱環境的に不利ということです。屋上の日射の影響でエアコンをフル稼働させても、「ほてり」を感じる場合があるということです。
また、経年劣化による雨漏りの被害を最初に受けるのも最上階です。
最上階だと上の音が気にならないから、音環境的には有利だという専門家(?)もいますが、厳密には正しくありません。
確かに、最上階の住戸であれば、上部には騒音源となる住戸がありません。
でも、隣戸だけでなく階下で発生した騒音であっても、コンクリートの柱・壁・床を「固体音」として伝搬します。ですから、最上階であっても、寝床で耳を澄ませば、周辺住戸の騒音が聞こえてくる場合があります。

結論を言いましょう。
最上階は、熱環境的に不利であるにもかかわらず、分譲価格は一番高い。よって、最上階のひとつ下の階の住戸を求めるのが賢い消費者といえます。

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2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
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