不動産情報ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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3棟が角住戸中心であることの本当の理由

大手町駅直通12分、駅徒歩9分。3棟合計で107戸(=15階建27戸+15階建65戸+9階建15戸)。平成17年8月下旬竣工(入居予定日は、平成17年9月下旬。残念ながら夏休み中の引越しには間に合わない)。

明治通り(幹線道路)沿いの東側の、騒音環境の厳しい敷地に建つマンション。この際、交通騒音や排気ガスの問題には目をつぶるとしよう。それよりも配棟のことが気になる。
「南向き・角住戸中心の3棟・101邸構成」が謳い文句で、「3棟構成にしたことにより総戸数101戸のうち74戸(73%)が南向き、さらに65戸(64%)が2面採光以上の角住戸という新しい住まいが実現」したそうだ。

小さな文字で書かれた「物件概要」をよく読むと、敷地のうち、明治通りから30mまでは防火地域で、30mを超えた部分は準防火地域だが第三種高度地区となっている。
つまり、敷地のうち、明治通りから30mを越えた部分は、北側隣地に対して高さ制限があるということになる。
どおりでマンション南側の生活道路からの離隔距離が少ないはずだ。そんなに広くない敷地に、1棟のマンションではなく、3棟の、しかも向きの不ぞろいなマンションが建っている本当の理由は、敷地の一部が第三種高度地区に引っかかっていることに端を発していたのだ。
このような不利な敷地に「角住戸中心の3棟」のマンションを詰め込んだ設計事務所の腕は大したものだ。
でも、狭い敷地に、3棟も詰め込むことは、デベロッパーの収益性を高めはするものの、居住環境としては決して褒められたものではない。

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2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
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